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キャリア教育の一環として国際弁護士の業務について講演

杉原奈都子と芦澤千尋が豊島岡女子学園 中学校・高等学校を訪問し、同校におけるキャリア教育の一環として、国際弁護士の業務について講演させていただきました。

6月初旬に豊島岡女子学園 中学校・高等学校を訪問し、同校におけるキャリア教育の一環として、国際弁護士の業務について講演させていただきました。海外に目を向けますと、弁護士の新規登録者の過半数が女性である先進国が多いにもかかわらず、日本では新規登録弁護士のうち女性の占める割合はいまだ2割程度です。社会構造上の問題やバイアス等、背景は様々であると推察されますが、中高生のうちに法曹に興味を持っていただき、法学部を志望する女性が増えることが、女性活躍推進のために必要であろうと考え、訪問させていただきました。
講演では、国際的で最先端のビジネスを法律面からサポートする国際弁護士の業務内容や女性でも第一線で活躍できることを事例を用いて説明し、また、グローバル人材、プロフェッショナル及びリーダーたる心構えについてもお話いたしました。生徒の皆様はみな熱心に講演に参加してくださり、時間が足りなくなるほど質問も頂戴しました。リーダーシップを重要課題として捉え、プロフェッショナルであり続けるための努力やグローバルに働くための英語力の獲得の仕方、法曹の道へのアプローチ方法等、キャリア構築を具体的に考えていらっしゃる質問が数多くありました。ご招待くださった先生も生徒の皆様の積極的な反応に嬉しい驚きを示されるほどでした。
生徒の皆様から頂戴したフィードバック(一部編集しております)の中からいくつかをご紹介します。
「国際弁護士という職業について初めて聞いたので、自分の将来にとても役立つお話でした。講演者の方が仕事と子育てを両立させているのがすごいと思い、自分も将来そうなりたいと思いました。」
「弁護士は男性というバイアスが強かったのですが、女性の強みを活かせる仕事だと知って驚きました。一番興味深かったのは、弁護士が異なるタイムゾーンで仕事をすることです。グローバルな事務所だからこそできることだと思いました。リーダーシップ・スキルについての話も励みになりました。これからは誰かに嫌われることを恐れず、自分が納得できるリーダーになろうと思いました。たとえうまくいかなくても、いいリーダーになれるように精一杯努力したいです。クリフォード・チャンスの良いところをたくさん知ることができました。」
微力ではありますが、未来ある女子中高生のキャリア展望に有益な刺激をもたらすことができたことを誇りに思います。ぜひこの取組みを続けていきたいと考えております。
 

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