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Clifford Chance

Japan

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英語との付き合い方

Q6 どのようにして英語を上達させましたか?

A6 

当事務所では、業務で英語を使用することに加えて、業務以外でも英語を日常的に使える環境にあります。業務での英語の使用について言えば、文書面、会話面双方で英語が鍛えられます。(一同)

Q7 業務での英語の使用を通して、文書面での英語力はどのようにして鍛えられるのですか?

A7 

日本語でも時として「これってどういう意味なんだろう?」「どのように表現しよう?」と考え込む内容を母語ではない言語で適確、明快に理解・表現するのは挑戦しがいのある仕事だと感じています。否応なく英語を使わざるを得ない環境なので、習うより慣れろで徐々に実力がつくと思います。恵まれたことに、困ったときに相談できる人が身近にいるので、途方に暮れることはないです。(A) 

 

作成した英文をパートナーの先生に提出する前に、リーガルエディターに見せ、文法や単語の使い方の間違いを指摘してもらいます。その指摘を踏まえて修正し、先輩やパートナーの先生に提出しますが、ここでもまた非常に丁寧なフィードバックを受けることができます。辞書で調べただけでは分からない、各単語・熟語が持つニュアンスについてきちんと教えていただくことも多いです。このように、入所後、フィードバックを受けては修正をすることを何回も繰り返しているうちに、少しずつ、英文作成の速度・的確さが向上してくるのだと思います。(D)

 

入所直後は、多くの所内メールは英語で流れてくることなどに驚くとともに戸惑ってばかりいました。また、契約書の翻訳やレビューの際には、法律文書特有の言い回しに非常に苦戦しました。さらには、メールや契約書を英語で作成するときには、何が適した言い回しなのか常に悩みます。しかし、英語に関しても先輩弁護士はフィードバックをしてくれますし、所内には我々日本人が作った英文を添削してくれるネイティブのエディターがいますので、正しい翻訳や言い回しを知ることができます。正しい言い回しを覚えてしまえば、次回からの作業は格段に早くなります。この積み重ねによって英語が上達していくのではないかと思います。(E)

Q8 業務での英語の使用を通して、会話面での英語力はどのようにして鍛えられるのですか?

A8 

弁護士と外国人ロイヤーとが同じ案件で一緒に働く機会に恵まれているのが当事務所の特長です。東京オフィスであるか他のオフィスであるかを問わず、同じ事務所の仲間と仕事をしている信頼感があります。クライアントや他のオフィスから直通番号に電話がかかってきて応対することもよくありますし、電話会議で発言することも避けては通れません。黙っているばかりでは相手に自分の主張を理解して貰えませんので、言いたいことを言えなくてもどかしい思いをしつつ、小さいミスを気にしないようにしてとにかく話すように心がけています。(A) 

 

外国人ロイヤーと一緒に、役割分担をしながら同じ案件に携わるときは、英語でコミュニケーションをすることになります。まだまだ言葉につまることが多く、言いたいことを上手く伝えることができないもどかしさを感じていますが、先輩やパートナーの先生の話し方・聴き取り方を見ながら、勉強させていただいている毎日です。また、2週間に1回、各デパートメントごとに、外国人ロイヤーと一緒にミーティングを行っており、その際に、英語でプレゼンをしたり、一人ずつ今行っている案件について英語で報告したりする機会があり、これも英語を上達させる良いきっかけになると思います。(D) 

 

東京オフィスにいる外国人ロイヤーと仕事をする機会も海外オフィスにいる外国人ロイヤーと仕事をする機会もこの1年間でたくさんありました。相手の顔が見えない電話会議では、自分の思っていることを上手く伝えることができず、英語で仕事をすることの難しさを痛感することもありました。しかし、そういう時には、後でメールでフォローする等工夫すればよく、英語が母国語でないことに引け目を感じたりする必要は全くないということがわかりました。(B)

Q9 業務以外で英語が使用できる環境とは、どのようなものがあるのですか?また、その中でどのようにして英語力を上達させましたか?

A9 

入所当初から、外国人ロイヤーと日々会話し、休日に遊んだり飲んだりもするので、英会話をすることにもすぐに違和感がなくなると思います。また英会話に関しては、外国人ロイヤーと話す中で、発音がネイティブではないことや、語彙が少なくても、ゆっくりと落ち着いて話せばこっちが伝えたいことはちゃんと伝わり、会話は成立するのだということを体感すれば、もう問題なくなります。(C)

 

共通の趣味のあるトレイニー(英国の法曹資格を取得する前の訓練生)達とは、一緒に旅行に行くこともあります。昨年は、夏にスキューバ・ダイビングをし、冬にスキーをしました。同じ体験をすると自然と話題豊富になり、会話も弾みました。(A)

 

トレイニーと飲み会をして仲良くなることができ、日常的にも英会話をする機会が増えてきました。すぐに劇的に上達することがないと思いますが、日常会話を通じて、表現方法を学ぶこともできます。また、所内には日本語が堪能な外国人ロイヤーもいるので、臆すことなく英語を話すことにチャレンジできます。(F)

Q10 ずばり、英語環境に関してクリフォードチャンス法律事務所の魅力は何ですか?

A10 

国際的な事務所なので、英語を使用する機会は多いですし、いきなりネイティブや先輩弁護士のように英語を使用することは難しいです。ただ、この事務所には、語学力を向上させるために必要な、

①英語を使う機会

②お手本となるネイティブやレベルの高い英文書の存在

③自分の英語の添削及びフィードバックがあること及び

④英語ができなくても辛抱強く成長を促してくれる先輩弁護士の存在

がそろっています。国際的に活躍する弁護士を目指すのであれば、英語は避けて通れない道ですから、英語力向上の条件がそろっているところで働くことは有益だと思います。(C)